当院では、初診時に体内の活性酸素からのダメージ(酸化ストレス)と、活性酸素に抵抗できる力(抗酸化力)を検査しています。
酸化ストレスが高いと、早期の老化や生活習慣病をはじめ多くの病気の原因になるとされています。不健康な生活、偏った食事、心理的ストレス、過度の疲労や薬品の摂取などは、酸化ストレスの原因となり、卵子や精子の質の低下に関わってくるともいわれています。対して、抗酸化力を上げるには、正しい食生活、抗酸化食品の摂取、適度な休息、適切な運動習慣、良い睡眠などがあります。検査結果から生活習慣の見直しが必要だと思われる方には、統合医療プログラムをご案内し、専門カウンセラーから分析とアドバイスをさせていただきます。
治療に入られる前に、ご自身の酸化ストレスと抗酸化力を把握し、総合的に健康な状態で、不妊治療に取り組んでいただければと思います。